きょうは、ことしに入ってはじめてのお休みの日。
午前中はゆっくりさせていただきました。
午後からは、雨が降りそうだったので、気がかりなことを一つだけ…。
御正忌報恩講のために掛けている親鸞聖人の御生涯を描いた「御絵伝」。
例年、御正忌後の晴れた休みの日にお片付けをさせていただいています。
今年も多くの方のお力添えとお参りによって、コロナとインフルの大波の中でしたが、お寺で続く550年分のリレー、無事お勤め上げることが出来ました。
丁寧に巻いて、紙で包んで防虫剤を入れて…。
まきながら、一つひとつの絵を拝見。
調べると、暁雲寺にいただいている御絵伝は、文政10年(1827年)に本願寺第20代広如上人からいただいているようで、今でも裏に「広如」と書かれているのが分かります。平成30年に修復をしていただきましたが、いまでも細かい筆遣いがしっかりと残されています。
御絵伝の親鸞さま、また来年、お会いしましょう。
激寒の中の坊守式受式おめでとうございます。