※先日ご連絡した通り、御正忌報恩講は新型コロナウイルスの影響拡大により、1月15日昼と夜・16日朝の3座に変更されています。よろしくお願いいたします。
浄土真宗門信徒にとって最も大切な行事である御正忌報恩講(親鸞聖人のご命日にあたり、その遺徳を偲ぶとともに、み教えを通して、改めて自らの生き方を見つめなおす法要)が、いよいよ今週末15日・16日に近づいてきました。
一月のこの三連休は、総代さん、世話人さん、お花の教室にみなさん、そしてお寺の家族が総出で準備を始めます。
お寺のお内陣が、一年間でもっとも厳かに、また華やかにお荘厳(お飾り)されていきます。
きのうは、ご仏前にお供えするお荘厳のお餅飾りのパイプを洗い、きょうは、いよいよお餅つき。このお餅がどうなるか、お楽しみに!(「芸術」的に荘厳されます)。
お餅つきのようす。お飾り用に小さいお餅を作ります
総代さんに指導を受け、子どもも参戦。
本堂では、生け花グループと、お仏具のお磨きグループに分かれ、それぞれで作業を進めました。
研磨剤とブラシでピカピカに磨いていきます。
生け花グループは、何日か掛けてお花を生けていきます。
新住職は、お内陣を御正忌モードに。四幅の御影(親鸞聖人の御生涯を描いた4つの絵巻物)を掛けたり、いつもよりも入念に掃除をしたり。今年は子どもにも手伝ってもらいました。
また、今年は密集密接をさけるために、場合によっては本堂と会館の2会場で分散して、同時進行の行事にすることを考えています。法話は新旧住職が各会場に分かれて行い(2人でできるなんて、こんなことはいましかできませんね)ますが、勤行は本堂・会館ともに、いっしょにお参りできるよう、新旧両住職がリアルタイムで各会場で導師または脇導師をするよう予定しています。その関係で、本堂と会館のどちらも、音響が行き渡るよう調整しました(まだちょっと不十分なところもあります…)。
どれも大変な作業ばかりでしたが、「わいわい言いながらできる雰囲気がいい」など、どなたにも前向きに取り組んでいただくことができ、ありがたい思いでした。
きょうの作業はお昼頃に終わり(お花は終日お世話になりました)。
みんなで、黙って…ではありますが、カレーとサラダをいっしょに頂きました。ぬくもったし、おいしかった!ごたそうさまでした。
こうして、今年も、
おかげさまで、「御正忌週間」に入ることができました。
ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
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