総工費約3000円。
本当は、業者さんにお願いして常夜灯を建ててもらいたかったのですが、見積もったら30万円超え!それは無理…なので、自分で作りました。
ソーラー式のセンサーライトを塩ビの雨樋管(そのままだと ぶにょぶにょ なので、竹を中に入れて芯代わりにしました)に針金で固定して地中に差し込むだけ…。ですが、けっこういい感じです。
夜に行事や式があったとき等のお足元の安全に役立てば幸いです。
話しは変わりますが、庫裡裏の花庭の池に、金魚がいます。去年夏には稚魚が生まれて100ひき超の賑やかさでしたが、晩秋に白鷺のえさとなってしまい激減。前坊守が慌てて防鳥ネットを張りました(張るか張らないかで鳥側の立場に立つか、金魚側の立場に立つかで論争勃発!)。
ところが、春頃に再び激減。おかしい!と思っていたら、今度は白鷺に補食されなくなったカエルが増え、赤くて目立つ金魚を捕食していることが判明。さらに、きょう、水面近くにいた蜘蛛も金魚を捕食(しかも衝撃的な早さで)!私は、金魚に情が移っているので、思わず、竹の棒で金魚を放そうとしましたが、蜘蛛は自ら水没する形で金魚を放さず、やがて金魚は動かなくなり、白濁した液体が池の中に広がり始めました…。
すべて見てしまい、鳥肌が立ちました。金魚もいのちを必死に守ろうとたたかい、カエルも蜘蛛も受け継いだいのちを次につなごうと必死にたたかい、そしてそれらを捕まえようとする白鷺も同じ…。釈尊が「生きるとは」「死ぬとは」など思索を深めるきっかけとなったのも、このような食物連鎖の過程を目の当たりにしたことも一つとされています。
私も一連のできごとを見て、自然のなかの いのちの営みは、私たちのはからいをこえて紡がれていくのだと、なんともいえない、表現できないことを感じさせられた夕方でした。
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