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  • 執筆者の写真新住職

御正忌報恩講に向けて(1/11)

御正忌報恩講、幼いときも、浄土真宗のお寺で最も大切な行事である…ということは、理解できていましたが、僧籍をいただき実家であるお寺に戻って、これだけも多くの人に支えてもらって何百年も続いてきた伝統であるということを、改めて実感しています。


きょうは、生け花教室のみなさん等により、お内陣のお仏花の立花が進められました。写真は新住職が帰宅後に暗くなってから撮影したものです。お内陣に生けられるまでのお楽しみもあって、遠くからの撮影にしています。御正忌報恩講では、お内陣のお仏花はフル荘厳となります。



帰って阿弥陀さまに手を合わせていると…(私たちから見て)左側の余間が、こんなことになっていることに気付いてしまいました。


私たちからみて左側の余間では、御正忌報恩講のときには、「御絵伝」という親鸞聖人の御生涯を絵師が描いた4幅の絵巻がどのお寺にも掛けられます。その1幅目だけ掛かっていました。


これは…、前住職による「新住職、あとはおまえがやれ」というメッセージか。

ということで、無言のコミュニケーションが成立しました。笑

夜遅くの作業でしたが、キレイに掛けさせていただくことが出来ました。


あしたはいよいよ、おもちのお荘厳盛り。

そしてお仏花も仕上げていただきます。

多くの方にお世話になります。

どうぞよろしくお願いいたします。



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