- 新住職
春法座並びに春季永代経法要を執り行いました
きょうは、不思議なお天気。
だんだんと雲が濃くなっていき、昼過ぎにはピンポン球みたいな雹(ひょう)が降ってきた!!生まれて初めて、まともに「でっかい」雹を見ました。
さて、そんな中ですが、きょうは多くの方のお力添えによって、また、お参りによって、無事春法座と春季永代経法要を執り行うことが出来ました。暁雲寺では、永代経法要は通常秋に行いますが、今年は10月に住職継職等総法要が予定されているため、春に前倒しして執り行いました。

朝から、総代さんを初めとして多くの方に準備に来ていただきました。
きょうは、親鸞聖人の月命日である毎月16日に行われる「十六日講」の日でもあります。いつものお参りの方と朝のお勤めをさせていただきました。
きょうは、お内陣の御荘厳(おかざり)も永代経仕様になっており、お花や蝋燭も左右一対のフル装飾となりました。生け花教室の方々によって事前にお花をいけてくださいました。いつもありがとうございます。

十六日講が始まる前にお内陣を撮影しました。

その頃、会館の炊事スペースでは、総代さん方によって、お斎に代わるお弁当づくりをしていただきました。現在の総代さんは2年目に突入。鉄壁のチームワーク!!

お斎代わりのお弁当のしこみの様子。とてもよい香りが広がっていました。

外では、総代さんや世話人さんによって境内清掃をしていただいたり、本堂の準備をしていただいたりしました。

お勤めは、「正信偈」を「宗祖讃仰作法」(オルガンの伴奏がついた讃美歌のような形式)で進めました。
御法話は、下関市安岡の蓮乗寺ご住職で浄土真宗本願寺派布教使の金海明弘師にお越し頂き、ご自身のことやお寺のことを踏まえながら、阿弥陀さまの救いと、その喜びを説かれた親鸞聖人のこと、またその教えを今に受け継ぐ私たちが、お念仏のなかに一日一日を生きていくことの大切さをお話しいただきました。あっという間のお時間でした。
その後みなさんで領解文拝読と焼香をし、御座後には、お斎代わりのお弁当をお持ち帰りいただき、無事終了となりました。
ご法座は、ご門徒や地域の方のご理解と支えがあって初めて成立します。今回も、事前の準備から当日のお世話、またご多忙の中に足を運んでお参りくださり、無事永代経法要をお勤めすることができました。
たいへんありがとうございました。
次回の御法座は、7月9日の夏法座となります。
どうぞお参りくださいますよう、ご案内申し上げます。