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  • 執筆者の写真新住職

鳥!~いのちをつなぐ~

ブログの更新、きょうは頻繁に。

きょう、ご法事のおつとめを終え、お寺に戻ってくると、お寺の前の田んぼを耕運機で耕さしておられました。耕運機は、大音量で動いていますので、挨拶はたぶん聞こえない。ということで、運転されていたご門徒のおじさんと手を上げてご挨拶(笑)


と、おもったら、耕運機の両サイドに、子どものように耕運機に付いていく白鷺が…。

慌てて写真を撮ろうとして、近づくと、法衣のわたしを「黒づくめの巨大カラスか?」と思ったのでしょうか、飛んで逃げそうになったので、残念ですが遠いところからの撮影。

見えます??白鷺たちには、音は大きくても、大地のめぐみを掘り出してくれる耕運機のほうがよっぽど親しみがあるらしいゾっ。

親子のようでたいへんほほえましい光景を見せて頂きました。


鳥といえば、

きょうのお参りで、「仏説阿弥陀経」というお経をお勤めさせていただきました。

その中には、「共命の鳥」という鳥が登場します。

詳しくは、浄土真宗本願寺派の安芸教区のページに詳しいお話がありますので、引用いたします。

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『阿弥陀経』にお浄土に住む鳥の名前が六つ出てきます。その中に「共命之鳥」といい、美しい羽毛をもち、きれいな声で鳴く鳥がいます。体が一つで頭が二つある奇妙な鳥ですが、大切な法を説いています。

多くの共命の鳥の中でも、とりわけ素晴らしい鳥がいました。しかし、二つある頭のいずれもが「わたしの頭の羽毛は比類なく美しく、声も世界一美しい」と確信し主張し合いました。そして互いに憎みあい争うようになり、遂には「片方さえ亡きものにすれば、この私が世界一になれる」と考えるようになり、ある日密かに毒を混ぜ、片方に食べさせました。食べた方はもちろん死にましたが、食べさせた方も体が一つですから、死んでしまいました。

この愚かな事件があってから、お浄土の共命の鳥は「他を滅ぼす道は己を滅ぼす道、他を生かす道こそ己の生かされる道」と鳴き続けていると申します。これは鳥の姿に表された仏さまのみ教えであります。

条件が変われば何をするかわからぬ人間がつくっている社会であり、いたずらに対立をあおらず、常に他のいのちとのつながり、いのちのぬくもりを大切にと願わずにはおれません。

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時間・空間をこえて、すべて、いのちはつながっています。

阿弥陀経をお参りさせていただきながら、

現在の世界の動きを感じずには居られませんでした。


阿弥陀経には、また、

「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」

(青い色は青く光り……白い色は白く光る)

とも書かれています。

この部分は、歌手の槇原敬之さんが「世界に一つだけの花」を作られるときのヒントにされた部分だとも言われています。


現下の戦争の惨状を見て、心が痛みます。

傷むどころではなく、完全に滅入ってしまいます。

自分はどうすればよいのかと無力感を感じる一方で、毎日夢にも出てきます。

また、加害国に対してどうしようもない怒りを覚えたりもします。

しかし、加害国にもこの戦争で苦しまれている方が多くおられます。


先日、赤十字社の人道に関する研修を受けさせて頂きました。

赤十字社は、「戦争をとめさせることはとても大切。でも、それ以上に、戦争で傷ついたり命を失われたりすることを防ぐことはもっと大切。私たちは、敵だとか味方だとか関係なく、目の前にいる傷ついたひと、危機にあるひとのいのちを、まずは守ることに専念する」と。


一方的な色眼鏡でなく、また、一方的な正義感で決めつけるのでなく、

自分ができる、いのちを守るための支え合いとは、どのようなものがありうるのか、

深く考えて行動したいと思っています。


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