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150年前の落書き?

7 日前
読了時間: 3分


いま、本堂外陣の格天井の改修工事を行っていただいています。


暁雲寺の本堂は江戸末期に火災で焼失したあと、明治4年に再建され、155年くらい経ちます。その間に、経年劣化によるひび割れや30年前の屋根改修工事の際に傷んだところが多数あり、点検も兼ねて少しずつ傷みを直したり改修したりしています。

改修前:照明をすべて消して、天井裏から点灯すると、光が漏れて…つまり隙間だらけ。

なるほど!と一つ思い出したことがあります。ときどき御正忌報恩講前後で本堂の瓦に雪が積もることがあります。ご門徒のみなさんとストーブを焚いて準備をしていると、すこしして本堂の瓦の雪がドドドドドっと落ちるのですが、原因はこれですね。笑

改修開始:最初は特に傷んだ部分だけを張り替えるつもりでしたが…。オセロのようになってしまったので、全面張り替えることになりました。


天井裏:太い柱や梁は傷んでいないそうです。ただ、屋根改修工事のときのゴミがそのまま残っているそうで、今回の工事の大工さんが苦労されています…^^;

天井裏:新旧の木材が混在し、少しずつ姿を変えながらお堂を保っています。動的平衡?笑


天井近くからみたお堂:今回もお内陣にホコリがなるべく入らないように閉じています。

7月末にお願いした外陣向拝側の天井板。

全面張り替えになりました。新しくなった部分はやっぱりキレイです。

新しい面がだんだんと広がります。

格天井は長年のゆがみで少し垂れ下がっていたそうです。

工事中は下から支えます。

また、天井全体のゆがみの補正もお願いすることになりました。

張り替え中のようす。真ん中の板がちょうど充てられているところです。

向拝(正面階段)前には、今、150年本堂を見守り剥がされた天井板が重なっています。勤務先から私が帰ると、その一番上に、大工さんが、こんな板を見えるように置いて下さっていました。


真ん中に「馬」?

右下には「うさぎ」?

の絵が墨で描かれています。

大工さんにきくと、工事に必要な何かの記号ではないようで、本当に落書きではないかと。

150年前の大工さんが暇なときに描いたのか、

それとも、お寺が建つなんて地域の一大イベントでしょうから、それをたのしみに見に来た子どもが工事の脇でちょちょっと描いたのを大工さんが笑いながら天井に載せたのか。

想像が膨らみます。


大工さんは「板を剥がすときに溜まりに溜まったゴミを全部掃いて吸い取っているから、かえって1枚1枚丁寧にみてしまうので、見つけた。この1枚だけ絵が描かれていた。まだ1/3くらいだから、これからなにかあったらまたお知らせします」と、笑いながら話して下さいました(すみません、いろいろとありがとうございます)。

この板だけは引き取ってもらわずに、お寺で残しておくことにします。笑


工事はしばらく続きます。

 
 
 

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